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お茶の淹れ方
お茶の淹れ方

一期一会のもてなし

  お茶を美味しく味わうのになによりも大切なこと、それは一期一会のひとをもてなす思いやりでありましょう。一碗のお茶に注がれたこまやかな愛情が何にも増して深い味わいをもたらせてくれます。お茶を召し上がる方が今、(暑いのかな?寒いのかな?喉は渇いているのかな?どんな思いでおられるのかな?)って思いを巡らし、そして一碗のお茶を注ぎましょう。そうして注がれた馥郁とした山里の香りからは、清涼な風や光のひびきが聞こえてきます。それはなんと心楽しく豊かなひとときでありましょう。お茶は人の心を癒し、人と人との架け橋であるといえますね。

清水園のお茶のいろいろ、淹れ方のいろいろ

 煎茶は再製される過程で一度、選別されます。それらの各部位によって、出物(でもの)と呼ばれるものがあります。 同じ製法の煎茶から作られるものでもその部位によって呼び名があり、淹れ方に少しずつの違いがあります。
  おおまかには、やわらかい芽から作られた茶葉には温めのお湯で、硬茶から作られたものには熱めのお湯で出します。 お湯の温度によって甘み・苦渋味の出る成分が違います。ですから分別された茶葉にも淹れ方(温度・時間)に違いが生まれます。

湯と湯加減

良き水
「茶は水の体をあらわし水は茶の神をあらわす」と中国の古書「茶緑」にもありますように、美味しい水が欠かせません。 アルカリ度の高いものや、カルキ臭、異臭のあるものは避け、日頃から良い水を心がけましょう。

■特上煎茶の美味しい淹れ方
湯は必ず沸騰させ、湯冷まし等で冷まします。一煎目でやわらかな甘みをゆたかに味わうには60度〜70度のお湯でゆっくりお出しください。一滴も残さず絞りきることが大切です。
一煎目二煎目と煎が進むにつれて苦渋味をもった茶味を楽しみましょう。特上煎茶のもつこの苦渋味が心身に爽やかな清涼感を与えてくれます。

■熱めのお湯(70度〜)で出すもの
普通用家庭用煎茶 柔らかな芽より少し硬めや二番茶などのお茶です。さっぱりとした苦渋みの清涼感が味わえます。
茎茶 青くきの独特な香りが爽やかさを呼びます。

■より熱い湯(80度〜)で出すもの
川柳番茶 大きく硬葉に育った葉の軽さが特徴で、赤ちゃんやお年寄りにも体にやさしいお茶です。
玄米茶 普通煎茶に餅米玄米が香ばしく炒ったものが混ざっています。
抹茶入り玄米茶 お抹茶の甘みと鮮やかな水色が香ばしさに加わります。
粉茶 緑茶の葉が生成過程でこなれたものです。清水園では「お寿司やさんのお茶」の名前です。それはほとんどのお寿司やさんでこのお茶が使われているからです。お寿司やさんでは大きい湯飲みにたっぷりのお茶を出してくれますね。粉茶の中には茶の芯や芽などは入っていません。ですから濃い目に熱く、たっぷり出しても苦渋味はあまりありません。ですから冷たいお寿司の味をより引き立ててくれるのですね。

■熱湯で淹れたいもの
焙じ茶 火で炒ってあり赤茶色に出ます。火の香りが嬉しく、寒い夜などいいですね。

■他にぬるい湯それも人肌くらいで味わうもの
玉露 玉露は芽伸びの時、藁の菰を掛け直射日光を避けて育てます。玉露独特の甘みが生まれます。数滴のエキスを急須から絞り出し、舌の上で転がすように味わいます。石臼でひいたものがお抹茶になります。

お茶は趣味、嗜好、年齢、体調、そしてお住まいの風土によってもそれぞれのお好き好きがございます。お客様が最適なものに出会える橋渡しが出来ればと私どもは思っております。なんなりとご相談ください。

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