今年も美味しい新茶ができました

　いつもお引き立て賜わり誠にありがとうございます。世相混沌の毎日、どこに向かって歩けばよいのかわからなくなってしまいます。そんな中でも、季節は巡り、花が咲き、芽が吹いて、私たちに春・夏の季節の到来を告げてくれます。

　静岡は駿府城址の満開の桜に会いに出かけた三月三十一日。苔むした石垣と満々に湛えた堀の水に、無数のこぼれた花弁が流れています。なんとも美しい花筏。いつの時もどんな時もこの季節を迎えれば出会える光景です。

　同日、島田市伊久美の茶農家さんから電話がありました。今年は寒い冬が続き、適度の雨があり、茶樹はたっぷり栄養を蓄え、例年よりしっかりした芽を揃えて出番を待っているそうです。

季節はどこにも同じように訪れますね。萌え出ずる茶樹が、眠っていた背中を押してくれるようであります。まだまだコロナ禍は続くのでありましょうか。しかしこんなことに負けたくありませんね。せっかく頂いた命、大地に根を下ろし前向きな姿勢で歩んでいきたいです。今年もしっかりした自然の息吹いっぱいの新茶をお届けしたいと思っております。

(有) 清水園主　金子 高見　　

令和四年度 八十八夜新茶価格表

・今年の八十八夜は五月二日です。
・八十八夜新発売は五月三日からになります。

• 新茶の出回りは、今年は冬の寒さが続き、新芽の伸びが一週間程、遅れる予想です。
• 八十八夜新茶のご注文は大変混み合いますのでお早めにお願い申し上げます。
  お気軽にお問合せください。