四月八日から浜名湖花博が始まりました。来場者予想は五百万人とのこと。
静岡の各処は、茶樹の新緑が萌えいずる此の時、静岡の魅力を少しでも多くの人に知っていただきたいですね。 表紙の作品は「さつきと蔦と黒アゲハ」です。この季節、いっぱいの陽光を浴びながら山道を歩くと、真っ青な空を背景にした山肌に黒アゲハが舞い皐月の花が風に揺れている、そんな光景です。
*今月の茶入れはこんな五月のさわやかな空を親指姫がツバメの背に乗って渡っているところです。
*るねさんす こよひ新茶の琥珀色 塚本邦雄
歌人の塚本邦雄先生からいただいた句です。新茶に出会える喜びにいつも震えて夢や希望を抱きます。
*私もそんな思いで作品展「覗いてみよう秘密の花園」を開催中。花々のなかにはどこかになにかが隠れています。そんな生き物たちを探していただくのも楽しいかも。こちらの方にも遊びにお出掛けいただけください。「清水園 小さな博物館ギャラリー」にて5月31日まで。 |