|
|
|
四つ葉のクローバーを好きな詩集に挟んで あの人(今の私には遥かな幻の如く定かではない)に渡す 。こんな事も遠い昔にあったなあなどと考えながら懐かしむ日々。今月の表紙は小さなラビットがクローバー畑に囲まれながらやっと見つけた一枚の四つ葉を大事そうに抱いています。クローバーの葉は大きさも色も生えているところ(肥沃な土地や痩せた場所)によってそれぞれです。お日様をいっぱい浴びた大きな葉っぱや日陰のちょっと弱々しいのもあります。形までみんな違うみたいだし、まだまだちっちゃな生まれたばかりのもあります。この中には幸せを呼ぶという7枚の四つ葉が混じっています。四つ葉もみんなやっぱり違います。生き方も幸せも決して比べられるものではありませんしね。それに私達の日常には辛い事や悲しい事が溢れています。いつも押し潰されそうになります。そんな時私は思います。生き方はそれぞれ違います。それにいまの自分は過去とも未来とも違います。ですから今、自分に出来ることをする。ただそう思うようにしています。新緑が目に沁みていた頃を過ぎて、これからはどんよりとした私模様の空が間近です。そんな時は雨に洗われた大好きな紫陽花の鮮やかな色に見とれながら過ごせればと思っています。
*題名は「幸せになろうね・夢」260oの流木には150枚位のクローバー。ところどころに白い花が咲いています。小さなうさぎは35o。
*茶入れは「夢見る頃」。私の好きなインコが3羽レリ−フしてあります。
|
|
|